「アンチエイジング」は日本語だと
「抗老化」といわれています。
老化に対して「どのように戦うか、抵抗するか」ということでしょう。
「アンチエイジング」には主に2つの側面があります。
“治療” と “美容” です。
最近では、治療だけでなく美容の側面もクローズアップされていますね。
そして、とても多くの症状・病気が老化と密接な関係があります。
と挙げればきりがありません。
ある意味当然かもしれませんね。
誰しもが年を重ねるごとに様々なカラダとココロの不具合がでてきちゃうんです。
早く何とかしないと!!
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では、漢方の世界では何がキーワードとなるのでしょう?
答えは 「 腎臓 」 と 「 血流 」 なんです。
「腎臓」というと、現代医学では老廃物の除去、水分・電解質のコントロール、血圧の調節、 ホルモン産生などの働きがあるとされています。
しかし、「腎臓」の概念がやや異なる漢方の世界では、主に以下の働きがあると考えられています。
◆ホルモン系全般の機能
◆水分代謝・電解質代謝
◆生長・発育・知能・知覚・運動系の発達・維持
これからお分かりのように、
「漢方でいう腎臓」と「老化の症状」とはかなり関係が深いんです!
勘のいい方は「じゃあ、腎臓を助けてあげる漢方薬を飲めばいいのね!」とお分かりでしょう。
その通りです!!
そのような漢方薬の種類を 「補腎薬(ほじんやく)」 といいます。
代表的な補腎薬としては以下のものがあります。
そして、「血流」もアンチエイジングのポイントのひとつです。
最近、“血管年齢”なんて言葉も流行っていますよね。
漢方の世界ではすでに当たり前なんです。
栄養たっぷりの血液がカラダのすみずみまで行けば、
必然的に健康になりますよね!
車だって、道路がちゃんとすみずみまで完成していなければ先には進めません。
だから、血管をしっかり守ることは大切なんです!
主に以下のような漢方薬を使います。
これらを専門用語で「活血薬(かっけつやく)」と言います。
実際は、
まだまだ多くの「アンチエイジング」に対する漢方薬・健康食品があります。
また、必ずしも記載した症状がある時だけ使うわけではありません。
お飲みの際は必ず専門家にご相談ください。
詳細は「漢方相談@こえん堂」まで!
★今回のポイント★
「アンチエイジングには “ 補腎薬 ” & “ 活血薬 ” で補う!」
ここに老化に抵抗する秘密がありそうですね!