「アトピー性皮膚炎」 誰もが1度は聞いたことがある病名ですね。
これだけ有名なのは“治りにくい病気”だからなんです。
あまりのかゆさで、ほとんど熟睡できない方もとても多いですよね。
小さなお子さんがカラダ中掻きむしって真っ赤な皮フをしているのをみると
店主は本当にやりきれない思いでいっぱいになります。
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病院に行ったほとんどの方が「ステロイドの塗り薬」を
処方されたことがあるのではないかと思います。
劇的に効きますものね!
かゆみや赤みもアッという間に消えてしまいます!
「治った!!」
・・・・・治っていません。 「とりあえず」は治ったのです。
その証拠にステロイド剤をやめた途端、あの「かゆみ」「赤み」が戻ってきますよね・・・。
もちろん、ステロイド剤の強さを上手にコントロールして快方に向かうこともあるでしょう。
でも・・・、もしこの方法が簡単で、誰にでも効果があるのであれば、
アトピー性皮膚炎はこんなにも有名になっていなかったと思いませんか?
ここで、皮膚をちょっと違った角度から見てみましょう。
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「皮膚は野球のグローブではありません! 」
当たり前ですね(笑) でもここが大事。
野球のグローブなら外からワセリンを塗れば柔らかくなり、最高の状態になりますが
残念ながら、皮膚は外から何かを塗っても最高の状態にはなりません。
だって・・・
皮膚はカラダの一部ですから!
カラダ全体のこと、カラダの中から考えないと、
なかなか完治は難しいんです!
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「漢方」ではカラダ全体を考えながら、
下記のようにトータルの治療体系でアトピー性皮膚炎を治していきます。
以上、簡単に「アトピー性皮膚炎」の漢方的な考え方を紹介しました。
わかっていただきたいのは「症状が落ち着いた=完治」ではありません!
店主が精一杯ケアするのはもちろんですが、
本人やご家族が協力して根気強く続けていくことが必要です。
そのためには、ストレスを溜めない程度に「衣・食・住・行」を
ある程度制限しなければならないのも事実です。
しっかり治療すればアトピーは治ります。
ただ“普通”のカラダに戻ればいいんです。
優秀なオリンピック選手やノーベル賞学者になるのはかなり難しいですが、
カラダを“普通”に戻すだけなんです!
“普通”のカラダ以上にならなくていいんです。
一緒に頑張りましょう!